事前準備を徹底し、機械保守作業を
どこまでも究める。
フィールドエンジニア
T.T.
サービス本部
東部サービス三部 中央サービス課
2022年入社
電気情報工学科 卒業
ファナックを選んだ理由
世界のものづくりを、
支えるひとりになりたくて。
おもちゃを分解して、また組み立てる。そんな作業が幼い頃から好きで、気がつけばものづくりに興味が芽生えていたように思います。高専に進学しようと決めたのも、実習が多く、ものづくりに特化した学びをしたかったから。ファナックは、学校で求人票をみてはじめて知りました。詳しく調べてみると、工場の自動化により世界のものづくりを支えている会社だということがわかり、大きな魅力を感じました。さらに、高専から入社する人の多くがサービス部門に配属。そこではお客様の工場を訪問し、自分の手を動かして作業できるということも知り、これは「自分に合っているんじゃないか」と。年収の高さもあと押しし、入社を決意。高専では電気コースを選択していたため、電気回路図を読めるスキルを身につけたうえで働きはじめられるのは、実務的なアドバンテージとなりました。
現在の仕事内容
お客様の工場に駆けつけ、
一刻も早く機械を再稼働させる。
ファナックは、自社のサービスについて「生涯保守」「サービスファースト」という言葉を掲げており、商品の保守に力を入れています。そのなかで私はサービス員としてお客様の工場に出張し、主に工作機械の保守作業を行っています。基本的にはCNCを中心とするFA商品の修理作業を担当していますが、ロボットの点検・修理、ロボドリルの据え付け作業などを行うことも。お客様の業種もさまざまです。だからこそサービス員は、技術力とお客様とのコミュニケーションがとても重要。なぜなら、私たちが出張する際の多くは、お客様の機械が止まっているということ。なによりも迅速に修理することと、故障の原因を納得のいくかたちで説明することが求められるからです。お客様から修理の依頼がきてから、ある程度原因を特定し、部品を手配し、翌日か翌々日には工場に駆けつけます。お客様の工場が稼働し続けられるよう的確に対応することで、お客様の安心と信頼を支えています。
Work Style 〜1日の流れ〜
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8:40
- 朝礼
- 事務連絡等、安全に対する注意など報告目標達成度を確認。予算の目標、報告。
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8:40-9:10
- 出張前準備
- 当日の修理内容を確認し、どのような手順で行うか決定。わからない部分があれば先輩に相談。
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9:10-9:30
- 部品受け取り
- 機械の不具合を推測し手配された交換部品が到着。自分の担当分を受け取り、出発の準備。
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9:30-16:00
- お客様先での修理作業
- お客様先に訪問し、修理作業。
※修理内容や件数により終了時間は流動的。
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16:00-17:10
- 事務処理
- 当日作業の事務処理、翌日の修理内容確認。事後見積りの送付、報告書の作成。
仕事のやりがいと責任
事前の準備と責任が、
工場の稼働率に貢献する。
修理の現場では、何が起こるかわかりません。準備の段階で、故障の原因やどの部品を交換すべきか想定しますが、その本当の答えは現場にしかありません。たとえ修理が無事に終わったとしても、再稼働させるための再設定がうまくいかず肝を冷やした経験もあります。だからこそ、調査で原因を特定し、自分の想定した通りの作業で機械修理が完了したときには、大きなやりがいと達成感を感じます。できる限り想定通りの作業を継続するために、私が日頃から大切にしているのは、事前準備と責任です。修理作業をいかに安全に効率的にできるかは、準備で決まります。現場で起こりうることを洗いざらい想定し臨むことで、ムダが減り、作業時間が減り、安全作業にもつながります。そしてなにより、お客様の機械、工場が止まる時間が短縮されることで、お客様の工場の稼働率にも貢献できると考えています。保守する機械はお客様の財産であるため、慎重に正しい作業をしなければならない責任が、私たちには常にあります。
ファナックの魅力とは?
知識と技術を、広く、深く。
めざすは、マルチサービス員。
CNCや産業用ロボットの分野で世界トップクラスのシェア率を誇っていることや、世界から必要とされている商品を保守していることはもちろんですが、ファナックの魅力は、なにより人があたたかいことです。わからないことあればすぐに聞けるし、冗談も言いあえる。さらには福利厚生もしっかりしているので、思いきり仕事に集中できるんです。この素晴らしい環境で、将来はFAだけにとどまらず、ロボットやロボマシンなど幅広く対応できるマルチサービス員として活躍することを目標にしています。現在もFAがメインですが、ロボットもロボマシンも機種にかかわらず保守ができる、広く深い専門知識と経験を積み重ねていきたいですね。そのためにまだまだ勉強すべきことは、たくさんあります。
Life Style 〜オンとオフの両立〜
長期休暇がとりやすく、
しっかりオフを満喫できる。
定期的に同期と会って、交流を深めています。サービスでは半年間の新人研修が終わると、全国各地に配属され、普段会うことが難しくなってしまいます。そのため、休みを合わせて富士山に登ったり、旅行にいったりして同期と休日を楽しみ、仕事に関する意見交流などもしています。最近は読書や旅行をしてリフレッシュする時間を大事にしています。これからまたいい機会があれば海外にも行ってみたいですが、国内では、お寿司が好きなので、海に近いところへ旅行に行きます。福井もいいし、山口もおいしかった!(笑)長期休暇もとりやすいので、しっかりオフを楽しむことができますよ!