商品説明
FANUC ROBONANO α-NTiA は、ファナックのCNC、サーボ制御技術を結集し、旋削加工に特化した超精密加工機です。
ITや車載カメラ用レンズコアの加工にお役立ていただけます。
- FANUC ROBONANO α-NTiA (2019年12月)
- ロボナノ α-NiAシリーズのラインアップの拡充 (2019年4月)
レンズコアの旋削加工に最適化した仕様
- 直線2軸(X200mm×Z200mm)と割出B軸には、固体摩擦のない高剛性のファナック製油静圧軸受を採用しました。
- ワーク主軸には、4,000min-1 の高速回転時も安定性を保てるファナック製空気静圧軸受を採用しました。
- 高精度かつ簡単なレンズコアの心出し及び取付作業のため、真空チャックシステムを採用しました。Φ100mm、5kgまでの取付が可能です。
- アクティブダンパを標準採用して、床から伝わる振動をキャンセルします。ユーザの環境に合わせて最適化することで安定加工に寄与します。
ファナックの標準CNC、モータの採用
- ファナックの標準CNC、モータを用いることで、高信頼性のサーボ制御を実現します。
- 0.1nmプログラム指令、HRV4+ の適用により、従来の1nmプログラム指令より滑らかな制御を実現しました(当社比)。
- ファナックの軸受技術と合わせることで、サブナノレベルの面粗度を有する安定した鏡面旋削加工を実現します。
使いやすさのための機能
- ファナックの Panel iH Pro表示機と iHMI画面で作成された専用操作画面に、加工段取りに使用する測定装置の画面を取り込みました。
- 測定装置の観察、操作のための複数のモニタ、配線が不要になり、簡単な加工段取りを実現します(機能名:Smart M-Setup)。
- 測定装置保管用キャビネットを内蔵しているため、測定装置の取り出し、格納を簡単に行えます。
試験加工のご案内
超精密ナノ加工の適用可能性についてご理解いただくため、当社では FANUC ROBONANO α-NTiA による試験加工を承っております。
形状、材料、要求精度など、是非下記の問い合せ先にご相談下さい。