サーボ学習オシレーション
2019年4月8日
旋削加工の自動化を難しくする最大の要因は、旋削による長い切り屑がワークやバイトに絡まってしまう現象です。また、長い切り屑は廃棄処理が難しいという問題もあります。サーボ学習オシレーションは、ワーク回転に同期して送り軸方向にバイトを微小に揺動させて切り屑を細断することでこれらの問題を解決し、さらにファナック独自のサーボ学習制御を応用することで、従来困難であった高い周波数の揺動に正確に追従して、確実な切り屑細断と容易な加工条件設定を実現します。
サーボ学習オシレーションは、切り屑によるトラブルを回避して旋削加工の自動化に貢献すると共に、切り屑の容積も大幅に小さくして廃棄などの処理を容易にします。
出荷開始時期: 2018年12月(発売済)
以上
(2019年4月発表)