ロボット新機能:CNCカスタムマクロ変数アクセス機能
ファナックロボットの新機能として、既設機のファナックCNCに、ファナックロボットを簡単に接続できるCNCカスタムマクロ変数アクセス機能を販売開始しました。
- この機能により、ロボットの動作プログラムから、CNCのカスタムマクロ変数読み出しと書き込みが可能です。
- マクロ変数を通じて機械の加工完了をCNCからロボットに知らせたり、マクロ変数の値に応じて実行するロボットプログラムやCNCのサブプログラムを選択できます。
- また、ロボットのサーボハンド位置データをCNCのマクロ変数に書き込んで、ロボットが掴んだ鋳物ワークのサイズ情報をCNCに知らせるといった応用も可能です。
- 2000年以降の、組込イーサネットに対応したファナックCNCと接続可能です。ご利用時にCNC側のソフトオプション追加やラダーの変更が不要なため、既設工作機械へのロボット追加に便利です。
ファナックは、今後もCNCとロボットの融合を促進し、生産現場の更なる自動化に貢献いたします。
CNCとロボットをイーサネットケーブル1本で接続
ロボットのプログラムからCNCのマクロ変数を読み書き
(2021年12月)