ロボット新機能:協働ロボットCRXで簡単に力制御
ファナックは、協働ロボットCRXによる部品の挿入や倣い研磨を実現する力制御機能を開発し、販売を開始しました。
- 外付けの力センサを用いず、協働ロボットCRXシリーズが備える内蔵センサだけで実現する機能です。
- 「押付」、「挿入」、 「位相合わせ」、 「ねじ締め」、「倣い(研磨、バリ取り)」、 「面合わせ」、 「旋盤チャックで芯出し」といった力制御機能を使用できます。
- 分かり易いアイコンベースのUIFと、ロボットを手で直接動かすダイレクトティーチにより、力制御のプログラムを簡単に作成できます。
- 力制御の実行中も、ロボットに触れると安全に停止します。
- すべてのCRXシリーズ(CRX-5iA、CRX-10iA、CRX-10iA/L、CRX-20iA/L、CRX-25iA)で、内蔵センサによる力制御機能が使用可能です。
- CRXシリーズに外付けの力センサを追加し、さらに高度な力制御を行うことも可能です。
力制御機能を用いたギヤ挿入
力制御アイコンによる簡単教示
簡単に使えるCRXシリーズの力制御機能により、ファナックは協働ロボットの能力を拡大して生産性向上に貢献いたします。自動化の適用検討について、ぜひ当社へご相談ください。
(2023年6月)