ロボット新商品:モジュール型走行軸
ファナックは、モジュールの組み合わせによりストローク長を1mから最大20mまで0.5m刻みで調整できる汎用走行軸を新たに開発しました。
これまでの走行軸は、ロボットシステムの周辺機器として、ユーザごとに設計、販売してきました。このたび、ファナックの汎用商品として走行軸を開発し、販売を開始します。
モジュール型走行軸の特長は以下です。
- モジュール設計によるストローク対応
- 大幅なコンパクト化
- ロボットと連携したソフト機能強化
- 量産化による安定した製造品質
- ファナックのセールス、サービス網によるグローバルな供給、保守
第1弾として、ファナックロボットの主要機種であるM-710、R-1000、R-2000シリーズに対応したモデルをリリースします。
制御装置は、実績のあるファナックの R-30iB Plusと新型ロボット制御装置R-50iAに対応します。お客様のロボット制御装置に合わせて、走行軸を選択いただけます。
ファナック製走行軸は、本年5月に開催するファナック新商品発表展示会に出展します。実アプリケーション動作と合わせて披露します。
量産開始時期:2024年8月
(2024年5月)