ロボカット新商品：FANUC ROBOCUT α-C800iC

最新のワイヤ放電加工機ロボカットα-CiCシリーズに、大型機α-C800iCを追加しました。

• α-C800iCは、X軸ストローク800mm、Y軸ストローク600mmを装備し、大型の金型や部品加工に最適です。また、Z軸ストローク510mmのオプションも用意していますので、厚板加工にも対応可能です。
• リリース済みのα-C400iC/C600iCと同様に、高剛性の機械構造、最新の放電装置と放電制御により、高速・高精度な加工に寄与します。
• 加工物と上下ノズル間を離した状態でも、微細な輪郭形状を高精度に加工できる様に加工条件を最適化しました。また、放電制御iPulse3の改良により、アプローチ部（加工開始点）の形状誤差を最小限に抑える高品位加工も実現しました。
• 高信頼性の自動結線機能AWF3により、長時間の連続無人運転が可能です。また、シンプルな構造の自動結線機構は保守性に優れ、高い結線率と長期にわたる高い安定性を確保します。
• 高性能表示ユニットPANEL iH Proにより、描画時間が従来より75％短縮しました。また、ワイヤとワーク間の通電を用いたワーク位置検出機能の検出方向の選択や、加工速度の調整、コーナ、アプローチ形状の調整をタッチパネルへの直接的な操作で行える様になり、使いやすさが大幅に向上しました。

α-C800iCの追加によりロボカットα-CiCシリーズは小型機α-C400iC､中型機α-C600iCと共にラインナップが完成しました。