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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

本社サーボアンプ工場

αi-Bシリーズ 全自動化ライン
αi-Bシリーズ 全自動化ライン

βiSVSP-Bシリーズ マン・マシンライン
βiSVSP-Bシリーズ マン・マシンライン

本社サーボアンプ工場は、高速、高精度でサーボモータを駆動するαi-Bシリーズ、βi-Bシリーズサーボアンプ、および当社ロボット用サーボアンプを生産しています。主に自社のロボットと自動倉庫を組み合わせた全自動化ラインで製造しており、最大72,000台/月の能力があります。近年の機械性能向上、機能の多様化により、多品種少量生産に合理的かつ柔軟に対応するため、全自動化ラインに加え、人手作業の一部にロボットモジュールを取り入れた部分自動化のコンセプトを有する製造ラインを導入しています(以降マン・マシンラインと記載)。マン・マシンラインでは、人手による柔軟な対応と、ロボットによる正確な繰り返し性を組み合わせた製造工程設計により、高品質、高生産性、省スペース、レイアウトフリー、作業者の負担低減などを追求しています。

αi-Dシリーズ 自動試験設備(CRX-20iA/L使用)
αi-Dシリーズ 自動試験設備(CRX-20iA/L使用)

  • 量産機種の全自動化ラインでは、自動倉庫と走行軸ロボットを組み合わせ、最適なタクトタイムになるよう組立工程を分割し大量生産に対応しています。写真1は、αi-Bシリーズの製造設備で、約3.5分で1台のサーボアンプを完成させます。
  • 多品種少量生産では、ロボットモジュールと人手作業を組み合わせたマン・マシンラインを構成しています。写真2は、βiSVSP-Bシリーズの製造設備です。自動シール材塗布と自動ネジ締めの機能を有するロボットモジュールにより、人のスキルに頼らない安定した高品質な製造と、人手により多品種に対応する柔軟な製造工程を実現しています。
  • 試験工程では、協働ロボットを採用して、人とロボットがより近い距離で作業可能なレイアウトを実現し、作業性向上と省スペース化を図りました。写真3は、新機種αi-Dシリーズ用の自動試験設備です。人がプリント板ストッカに供給する箇所の柵やコンベアを削減することで、作業性向上と設備の小型化、コスト低減を実現しました。