新商品発表展示会2024

5月13日（月）～15日（水）の3日間、本社自然館において「第33回ファナック新商品発表展示会」が開催されました。今年は6,800名を超えるお客様にご来場いただき、連日会場は活気に溢れ賑わいました。また、続く16日（木）と17日（金）は、海外から800名以上のお客様をお迎えし、新商品・新機能をじっくりご覧いただきました。

FAコーナでは、労働力不足対策や環境負荷軽減といった工作機械への要求に応える視点で最新CNCシステムおよび新機能を紹介しました。新CNCシステムのSeries 500i-A、αi-Dシリーズサーボに加え、CNCのデジタルツインやIoT技術、ロボット導入技術が製造現場の作業フローに沿って効果を発揮するアピールに大きな注目が集まりました。

ロボットのコーナでは、新たに食品仕様や塗装向け防爆仕様が加わった協働ロボットCRXシリーズ、800kg可搬の新型パレタイジングロボットなどを使った幅広い適用例を紹介しました。タブレット上で積みパターンの積荷設定や生産実行が簡単にできるパレタイジング操作体験や、モジュール連結により様々な長さに柔軟に対応できる新走行軸が大変好評でした。

ロボマシンのコーナでは、「自動化、生産性の向上に寄与するロボマシン」をテーマにロボドリル、ロボショット、ロボカットの最新機種と、ロボットを組み合わせた自動化システムを展示しました。ロボドリルの高速回転テーブルと旋削機能による複合加工デモ、ロボショットの流動解析連携機能による合理化提案、ロボカットの新機種α-C800iCによる大型ワークの高精度加工等が好評でした。

サービスでは、保守に役立つコンテンツを紹介しました。制御装置を繋いで診断するロボット専用ツールのリモート保守、IoTを利用して診断を行う、ZDT・AIサーボモニタが好評でした。

アカデミでは、研修施設とオンデマンドセミナについて紹介し、新しくリリースされたオンデマンドセミナに興味をお持ちいただけました。

サステナビリティ展示では、ファナックのサステナビリティ基本方針の下、重要課題として全社的に取り組んでいるカーボンニュートラルの取り組みに関して、その概要を具体的な取り組み事例と共にご紹介しました。昨年から継続した展示となりますが、取り組み実績や外部の関連団体からの評価等の近況のトピックスを交えた展示を行いました。

家族見学会

5月18日（土）には家族見学会が開催されました。社員の家族約1,000名が参加、ファナックの新商品を社員自らが家族に紹介できる、よい機会となりました。