高出力レーザ・ダイオード・モジュールの製造を開始
2016年4月8日
ファナック株式会社
古河電気工業株式会社
ファナック株式会社(社長;稲葉善治 以下、ファナック)と古河電気工業株式会社(社長;柴田光義 以下、古河電工)との合弁会社であるFFレーザ株式会社は、産業用光ファイバレーザ(以下、ファイバレーザ)の基幹部品である高出力レーザ・ダイオード・モジュール(以下、LDM)の製造を4月から開始しました。
背景
両社は、切断や溶接用途として、金属加工分野で急速に普及が進んでいるファイバレーザの基幹部品であるLDMの合弁会社を2015年7月に設立し、自動化生産設備の準備を進めてきました。合弁会社には、ファナック、古河電工が各50%出資し、両社から役員を選任しています。
内容
FFレーザ株式会社は、古河電工の高出力半導体レーザ技術とファナックの自動製造技術という両社の技術力を融合し産業用高出力LDMの第一量産ラインを立ち上げました。自動化により、高品質で高い信頼性のLDMを安定供給できます。
- 操業開始: 2016年4月
- 主要設備: 古河電工製調芯装置8台、ファナック製ロボット9台など
- 第一ライン製造能力: ファイバレーザ月産60kW相当のLDモジュール
今後、順次拡張予定
以上