2023年度実績
電気使用量
電力削減の実績
地球温暖化防止のため温室効果ガス・CO2削減への取り組みの一つとして電力使用量の削減を行っています。
2023年度の電力使用量は、生産高比で前年度比7.4%増加となり、2023年度の目標を達成しました。
電力削減の実施内容(2023年度までに実施した主な内容)
- 工場設備の一部の工作機械を自動電源断装置付き工作機械に変更
- 工場設備の一部のコンプレッサの運転制御方式をインバータ方式のものに変更
- 新築建屋に省エネ型蛍光灯(電子式安定器)、省エネ型コンプレッサ(インバータ式)を設置
- 新築建屋の屋根をシルバー色に変更
- 新築建屋の屋根を二重化により断熱強化
- 人感センサによる消費電力削減
- 遮風カーテンによる空調省エネルギー化
- コンプレッサの排熱対策による省エネルギー化
- 省エネ診断士による省エネ診断の実施
- LED化の推進
- コジェネレーション化
- 圧縮空気の配管漏れ防止で電力の無駄削減
- 太陽光発電
- コンプレッサの台数削減
インバータ方式のコンプレッサ
シルバーの屋根
屋根を二重化
人感センサ
遮風カーテン
コンプレッサの排熱対策1
コンプレッサの排熱対策2
コンプレッサの排熱対策3
灯油使用量・LPG
灯油・LPG削減の実績
筑波工場の一部で灯油を都市ガスに変更しました。
ボイラー燃料を灯油から都市ガスへの転換に伴い、「地下タンク」を除却しました。これにより、消防法の法的管理を軽減するとともに灯油ローリー受け入れ時の漏洩が回避され、水質汚染,土壌汚染等の環境負荷が低減されます。
廃液廃棄量およびその他の廃棄量
廃液管理の実績
2023年度の廃液量を生産高比で把握しました。
廃液流出による環境汚染防止のために廃液の保管管理を行いました。
廃液削減の実施内容(2023年度までに実施した主な内容)
- 油水分離装置の導入により、分離した水を再利用
- 切り屑に付着した切削液を回収し、再利用
- 廃液量の少ない離型材を使用
- 長寿命の切削液を使用
- 蒸留再生装置の導入により、蒸留した水を再利用
その他の廃棄物
廃棄物のほとんどがリサイクルされています。
また、金属屑(21,571t)、廃プラスチック(54t)、廃液(50t)を売却しリサイクルしています。
化学物質(PRTR対象物質)使用量
PRTR化学物質削減の実績
2023年度のPRTR化学物質使用量を生産高比で把握しました。化学物質流出による環境汚染防止のために化学物質の管理を行いました。
PRTR化学物質削減の実施内容
(2023年度までに実施した内容)
- N,N-ジシクロへキシルアミンを含まない切削液の使用
- HCFC141bの代替え
- キシレンを含まない油の使用
- 銅水溶性塩の使用廃止
- 塩化第二鉄の使用廃止
- 鉛フリーはんだの使用
- エチルベンゼン非含有塗料の使用
- HCFC-225からHCFO型(オゾン破壊係数がほぼ0で、地球温暖化係数が1以下、PRTR対象外)へ変更
- エチレングリコールモノエチルアセテート含有商品(製造9)を非PRTR商品に変更
化学物質管理の徹底
化学物質を使用している部門の保管物の現場管理を徹底するために次の点検を実施し、点検結果の不具合の改善を行いました。
- 保管物の台帳への記載
- 名称表示
- 貯蔵所における保管物の最大保管量
- 保管容器の損傷、漏洩のないこと
- 定期的点検の実施確認
- 保護具類の保管状況
また、化学物質漏洩を想定した緊急時の訓練も実施しました。
環境に配慮した商品開発
研究開発部門は、商品の環境影響評価を行い、目標を設定し、環境に配慮した商品の開発を行っています。
環境マネジメントシステムの商品開発分科会では、環境管理計画書を作成し、中長期計画と年度計画に基づいた商品開発を行っています。
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