贈賄等の防止に関する基本方針

ファナックは、贈賄等の防止に関する日本国内及び各国の法令を遵守するとともに、以下の基本方針を定め、ファナックの役員社員はこれを遵守します。

1. 贈賄等の禁止

(1) 費用をファナックが負担するか否かに関わらず、各国の公務員及び公務員に準じる者（国、地方公共団体、国際機関等の役職員等（以下、「公務員等」という。））に対し、直接・間接を問わず、賄賂の提供、その申し入れ・約束、その他腐敗・汚職に関連する行為（行政サービスにかかる手続の円滑化を目的とした公務員等への少額の支払であるファシリテーションペイメントを含む。）を行いません。また、健全な商慣習や社会常識を逸脱する接待・贈答品その他の便益等は受けません。

(2) 公務員等に該当しない取引先またはその役職員等への接待・贈答・便益その他の利益の供与であっても、各国の法令を遵守のうえ、社会通念上妥当な範囲で行います。

2. その他の腐敗行為の防止

贈賄等に加え、横領、背任、司法妨害、マネーロンダリングを含む、個人や組織の利得のために自己の職務上の権限や地位を濫用する腐敗に関するいかなる行為も行いません。

3. 販売店等の第三者

第1項及び第2項の行為が販売店、仕入先、仲介者、コンサルタント等の第三者経由で行われる恐れがあるときは、当該第三者を起用しません。

4. 記録保持

贈賄防止等の関連法令と本基本方針の遵守に関する説明責任を果たすため、会計帳簿を事実に基づき正確に記録します。

5. 報告体制の確立

ファナックの役員社員による本基本方針違反の疑いがある場合は、適時に処置できるよう、速やかに情報共有が行われるようにします。

6. 本基本方針の見直し・改善

ファナックは、必要に応じ本基本方針を見直し、改正・改善を行います。

※ 本基本方針は、ファナック株式会社及びその国内・海外子会社の共通の方針です。

以上